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ツアー第参弾。

どうも。皆さんおはようございますこんばんはこんにちは。広報担当のぶんぶんです。

今回は10月29~30日に実施しました「九州をTSUNAGUツアー 第参弾支×学×遊³」の報告を行いたいと思います。

今回はお日柄もよく・・・というか

メッチャ晴れました。

(見てくださいこの青空・・・!素晴らしいツアー日和!)

今回は7時出発と以前より少し遅い時間で、宮崎から参加される方々との合流のためえびのに向かいました。

えびのでの合流もスムーズ(?)に行うことができ、ほぼ予定通り大観峰を経由して草原学習館に到着。

前回(9月17・18日)のツアーでも立ち寄った場所ですが、「阿蘇」という地域を理解してもらうには最高の場所です。今回は前のツアーでお世話になった職員の方がTSUNAGUの参加者用に特別なクイズラリーの問題を作ってくださり、参加者の皆様に楽しみながら阿蘇について学んでいただきました。

問題の方はというと・・・まさに激ムズ。ホントに短時間で阿蘇についての知識を叩き込んでもらった気分でした。

(赤牛のぬいぐるみと写真を撮ったり、草どまりに何人入れるか挑戦したり・・・)

草原学習館で楽しんでもらった後は、早くも休憩。

毎度お世話になっております、内牧のお食事処「発見伝」でチキン南蛮をみんなでいただきました。

(若干見切れてる人もいますが、新メンバー撮影なのでご遠慮くださいませ)

今回も広報の癖というか、食い意地というか・・・お食事単体の画像は御座いません。←

何はともあれ、いつも通りとてもおいしいお食事でした。

お昼まで楽しんでもらった後は、本ツアーの象徴ともいえる阿蘇西小学校跡近くの断層見学に行ってまいりました。

今回の地震が「右横ずれの断層型」と言われることを裏付けるように、この先の道路の白線もずれていました。

(震源と反対側から見た写真なので、道路は左にずれていますが・・・)

地震のエネルギーによって1メートル80センチ近くのズレが出てしまった道路は今回の参加者の方にも衝撃だったようです。

この後、ツアー参加者には同い年の学生たちが震災によって過酷な状況に追い込まれた南阿蘇の黒川地区に赴きました。

前回のツアー同様、東海大農学部の学生村・黒川地区で被災された学生の方々が立ち上げた団体「阿蘇復興の道」の方々にご協力いただき、倒壊した学生アパートを案内していただいたり、当時の状況をお話していただきました。

「4人の学生が亡くなってしまったことを考えるとなんといえばいいかわからないけど、この地域の人たちのつながりが強かったからこそたくさんの犠牲者が出なくて済んだ」と語られた前田さん。(写真左)

学生村の人ひとりひとりのつながりが強かったからこそ、瞬時に倒壊した建物のどの部屋に誰がいて、どの人が外出中で部屋にはいないなどの情報共有によってピンポイントで救助活動を行うことができたそうです。

それでも、救助隊が到着するまでの間、地域の人や学生だけで倒壊した家屋から人を助け出すということは難しく、建物のどの部分を解体したら倒壊せずにものをどかして救助できるかなどを考え、自分たちも危険な状況に置かれながらの作業だったといいます。

自分たちも被災した状況で、目の前には友人が住んでいる家が倒壊している。こんな過酷な状況で救助活動を続けられた方たちの心情は私達には想像できないものだと思います。

そのような思いをしながらも、自分たちが大学生活を過ごしてきたこの地区が、今までのように学生たちで活気に満ちた温かい村でいてほしい、いつかはまた学生がこの村に戻ってきてほしいという思いから、震災当時の状況を語り伝える活動をされているそうです。

11月20日には阿蘇復興への道の方々主催の大規模イベントを阿蘇で行われるそうなので、是非ともご参加ください。TSUNAGUメンバーも行く予定です。

(今回の地震で崩落した阿蘇大橋と、ニュースなどでもよく取り上げられる崩落現場。)

黒川地区では、倒壊した建物の撤去作業が前回よりも進み、道路なども新たに作られるなどして復興に向けて進んではいますが、依然阿蘇大橋の崩落などもあり苦しい状況が続いています。

実際に上の写真の景色を見て、倒壊した家屋を見て、怒りのような、恐怖心とも違う、言葉にできない感情が沸き上がってきました。無力感を感じていた中で今回、「黒川地区にきて、自分たちの話を聞き、ほかの人に伝えてくれる人がいることが嬉しい」と語ってくれたお二人。今自分にできることを考え、この活動を通して少しでも頑張っている人たちの助けになりたいと改めて思いました。

1日目日中の活動はここまでです。

次回の記事で1日目夜~ツアー終了までの報告を行います。

乞うご期待!


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